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幸せのカタチ

好きってなんだろう、なんて。
高校の時から考えて今や25才、9年かけてやっと一つの結論が出た。
それは、当たり前だけど「人それぞれ」ってこと。
好きだと感じる主体それぞれ、客体それぞれ。
1億人いたら、1億×1億通りの「好き」がある。
その共通項は、「幸福感」で、何に「幸福感」を感じるかは人それぞれなんだろう。

その中で、俺のTに対する「好き」は、家族愛に近いもので、家族愛ではないものだ。
寂しがり屋な俺の求めるのは、いつだって安心感。
安心感を得られるのは、多分「帰ったとき」なんだと思う。
「帰る」のは「家」であり、「家」は「家族のいる場所」だから、俺はTと家族になりたい。

今だって、Tと話してると俺は安心する。
今俺の持ってる人脈の中で、最も失いたくない関係の一つだ。
でも、俺とTの関係は、客観的にはただ愚痴を言い合い、励まし合うだけの関係。
しかも会わずに電話でだ。
どちらかがかけたくないと思って、電話に出なけりゃそれまでの関係。
薄っぺらくて、脆くて、儚くて、空虚な、でも幸せな関係。
シャボン玉みたいに綺麗で、でも吹き続けなければあっという間にただのシミになる関係。
こんな関係、いつまでも居るのは我慢できない。

カタチが欲しい。
俺とTの幸せな関係のカタチ。
これが多分俺にとって付き合うってことで、結婚するってことで、子供を作るってこと。



…じゃあ、カタチが出来てしまったら俺とあいつは愛し合えるのかな?

by s_masayuki0120 | 2012-10-04 22:34  

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